結合テストは、単体テストを終えた複数のモジュールを組み合わせ、モジュール間のデータ受け渡しや呼び出しが正しく動くかを確かめるテストです。各部品が単独で動いても、連携すると形式や順序の違いで不具合が起こるため、境界部分を確認します。
結合テストの定義と仕組み
まだ完成していないモジュールがあるときは代用品を使います。下位モジュールの代わりに呼び出し結果を返すものがスタブ、上位モジュールの代わりに下位モジュールを呼び出すものがドライバです。どちらを使うかは、どちら側から結合を進めるかで決まります。
似た用語との違い
| 用語 | 役割 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 単体テスト | 一つのモジュールの内部を確認 | 関数・部品単位 |
| 結合テスト | モジュール間の連携を確認 | インタフェース・データ連携 |
| システムテスト | システム全体の要求を確認 | 業務シナリオ・性能 |
「下位モジュールの代役」とあればスタブ、「上位モジュールの代役」とあればドライバです。「部品間のインタフェース」が焦点なら結合テストを選び、利用者の要求全体ならシステムテストを選びます。
仕事での具体例
ネットショップの注文機能で、注文画面、在庫引当、決済の各モジュールを接続します。決済サービスが未接続なら、決済成功を返すスタブを用意し、注文後に在庫が正しく減るかを確認します。
日常生活での具体例
家計簿アプリで銀行明細を取り込み、カテゴリ分けして月計を表示する流れを考えると、各画面が表示できてもデータ形式が合わなければ合計がずれます。この連携の確認が結合テストのイメージです。
ITパスポートでの見分け方
「下位モジュールの代役」とあればスタブ、「上位モジュールの代役」とあればドライバです。「部品間のインタフェース」が焦点なら結合テストを選び、利用者の要求全体ならシステムテストを選びます。 問題文では、目的、対象、作業の段階を順に確認します。用語の日本語訳だけで判断せず、誰が何を管理し、どの結果を得たいのかを短く言い換えると、選択肢の違いを整理できます。
理解を確かめるポイント
結合テストの選択肢では、正常なデータだけでなく、形式違い、欠損、通信失敗の扱いも連携の確認対象です。注文番号が画面、在庫、決済で同じ形で渡るかを考えると、単体テストでは見えにくい不具合を区別できます。
確認問題
- 問題1:結合テストで主に確認するものは何ですか。
答え:モジュール間の連携 - 問題2:下位モジュールの代わりをするものは何ですか。
答え:スタブ - 問題3:上位モジュールの代わりをするものは何ですか。
答え:ドライバ
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