データのねつ造・改ざん・盗用とは?ITパスポートで出る情報倫理

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データのねつ造・改ざん・盗用とは?ITパスポートで出る情報倫理

データのねつ造・改ざん・盗用は、ITパスポートの情報倫理で出てくる重要語句です。難しく見えますが、見方はシンプルです。データを作ったふりをする、都合よく書き換える、他人のデータを自分のもののように使う。この3つを分けて覚えると、問題文を読みやすくなります。

ITパスポートでは、法律名を丸暗記するだけではなく、情報を扱う人として何をしてはいけないかを問われます。AI、SNS、社内資料、アンケート結果など、仕事で扱うデータが増えるほど、この考え方は現実の業務にも直結します。

目次

データのねつ造・改ざん・盗用の意味

データのねつ造・改ざん・盗用は、データを正しく扱わない不正行為をまとめて見る言葉です。ITパスポートでは、情報倫理、コンプライアンス、研究不正、AI利用時の注意点と合わせて出題されやすい領域です。

ねつ造は、存在しないデータを作ったように見せることです。例えば、実施していないアンケート結果を作る、測定していない数値を入力する、といった行為が該当します。

改ざんは、存在するデータを都合よく書き換えることです。売上、アクセス数、実験結果、勤怠記録など、元の記録があるのに一部だけ変更して別の結果に見せる行為です。

盗用は、他人が作ったデータや文章、分析結果を、自分の成果のように使うことです。出典を示さずに資料へ貼り付ける、他社の調査データを自社調査のように見せる、といった形で起きます。

3つの違いは、作る・変える・使うで覚える

3つの違いは、作る・変える・使うで整理すると覚えやすくなります。

  • ねつ造:ないデータを作る
  • 改ざん:あるデータを変える
  • 盗用:他人のデータを無断で使う

問題文で、そもそもデータが存在していないならねつ造です。元データはあるが、数値や内容を変えているなら改ざんです。別の人や組織が作ったものを自分のものとして出しているなら盗用です。

ITパスポートでは、用語の定義だけでなく、どの行為が情報倫理に反するかを判断する問題が出ます。選択肢を読むときは、誰が、どのデータを、どのように扱ったかに線を引くと判断しやすくなります。

仕事で起きやすい場面

仕事では、データのねつ造・改ざん・盗用は研究や専門職だけの話ではありません。営業資料、社内報告、Web分析、採用資料、顧客アンケートなど、身近な業務でも起こりえます。

例えば、資料をよく見せるためにアンケート件数を増やして書けば、ねつ造です。実際の結果が悪かったため、一部の回答だけを消して平均点を高く見せれば、改ざんです。インターネット上の統計データを出典なしで自社調査のように載せれば、盗用です。

AIを使う場面でも注意が必要です。生成AIに作らせたグラフや文章を確認せずに使うと、存在しないデータをもっともらしく見せてしまうことがあります。AIが作った内容でも、最終的に使う人が確認する必要があります。

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ITパスポートでの見られ方

ITパスポートでは、データのねつ造・改ざん・盗用は、情報倫理の一部として押さえるのが効率的です。関連して、コンプライアンス、個人情報保護、プライバシー、秘密保持、ファクトチェックなども同じ範囲で出てきます。

特に注意したいのは、データを扱う目的が正しそうに見えても、不正な方法なら認められない点です。資料を分かりやすくするため、上司を納得させるため、納期に間に合わせるため、といった理由があっても、データを作る、変える、無断で使うことは情報倫理に反します。

試験では、善意に見える行為でも確認が必要です。インターネットで見つけたグラフをそのまま使う、AIの回答を事実として載せる、社内データを加工して出典を隠す。このような選択肢は慎重に読みます。

生活の中でも関係する

データのねつ造・改ざん・盗用は、日常生活でも関係します。SNSで見た画像、口コミ、ランキング、レビューは、必ずしも正しいデータとは限りません。

例えば、実際には使っていない商品の口コミを作る、画像を編集して別の事実に見せる、他人の投稿を自分の体験談のように投稿する。これらも、データや情報を不正に扱う例です。

ITパスポートの学習では、用語を試験用の暗記に閉じない方が定着します。自分が資料を作るとき、SNSへ投稿するとき、AIの回答を使うときに、これは作っていないか、変えていないか、無断で使っていないかを確認する。この感覚が情報倫理の理解につながります。

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確認問題

問題1

実施していないアンケートを実施済みのように見せ、架空の回答数と集計結果を資料に載せた。この行為として最も適切なものはどれか。

  • ア ねつ造
  • イ 改ざん
  • ウ 盗用
  • エ ファクトチェック

答えはアです。存在しないデータを作ったように見せているため、ねつ造に当たります。

問題2

実際に取得したアクセス解析データの一部を削除し、都合のよい結果に見えるようにグラフを作り直した。この行為として最も適切なものはどれか。

  • ア ねつ造
  • イ 改ざん
  • ウ 盗用
  • エ 暗号化

答えはイです。元のデータは存在しており、その内容を都合よく変えているため、改ざんに当たります。

問題3

他社が公開した調査データを、出典を示さず自社が調査した結果のように資料へ載せた。この行為として最も適切なものはどれか。

  • ア ねつ造
  • イ 改ざん
  • ウ 盗用
  • エ 可用性

答えはウです。他人が作ったデータを自分の成果のように使っているため、盗用に当たります。

試験対策のポイント

この用語は、3つをまとめて暗記するより、行為の違いで判断した方が安定します。

  • ないものを作るなら、ねつ造
  • あるものを変えるなら、改ざん
  • 他人のものを自分のものとして使うなら、盗用

問題文では、不正の対象がデータなのか、文章なのか、画像なのかに引っ張られすぎないことが大切です。どれも情報として扱われる以上、作る・変える・使うのどこに問題があるかで判断できます。

まとめ

データのねつ造・改ざん・盗用は、情報倫理で押さえたい基本語句です。ねつ造は存在しないデータを作ること、改ざんは存在するデータを変えること、盗用は他人のデータを無断で使うことです。

ITパスポートでは、コンプライアンスやAI利用、SNS利用と合わせて問われる可能性があります。仕事でも生活でも、データを扱うときは、作っていないか、変えていないか、無断で使っていないかを確認する。この3点で覚えておけば十分です。

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